目の前の石ころ

日々の衣食住をゆるゆると

なんてことない日常が愛おしくなる【おすすめのエッセイ4選】

エッセイがすきです

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表紙も魅力のひとつ

暮らしのエッセイが大好きです。

日々の、なんてことない愛おしく可愛い瞬間を、美しい言葉で綴る作家さんの文章を読む幸せ。

おすすめの4冊をご紹介します。


実は、内向的な人間です

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大勢の集まりに行く時には、自分の「社交スイッチ」を入れてえいっと頑張るあなたによんでほしいエッセイ。

 

そんな私、結婚式では社交スイッチを入れすぎて式後ぐったり。

新婚旅行でも疲れが取れず異国の地で爆睡しまくり、帰国後に夫とコインランドリー待ちの時に食べた吉野家の牛丼が一番美味しかったという記憶があります。

今は楽しく生きるのがもう少し上手になりました。笑

 

疲れを取るなら、大勢の人がいるところには行かずにひとりでまったりするのが好きな私は、この本を読んで首がもげるほど共感しました。

人との集まりに行くと、どんなに楽しくても(どれほど好きな人でも)帰宅後はぐったり。約束がキャンセルになると何故か嬉しい…。笑

でも、そんなに親しくない人からすると外交的な人間に見えたりもしているらしいので、無理は禁物ですねぇ。

 

ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山

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表紙のイラストのかわいさからは想像できないくらいの情報量

読むといますぐ出かけたくなる本。作者の方、人生を楽しむプロではなかろうか?

ひとり焼肉、ひとりカラオケなどはなかなか市民権を得てきたような気がしますが、ひとり遊びの幅をもっと広げてくれる本です。

ひとり外出って、まだまだこんな楽しみ方があったんだ!とワクワクしてくる一冊です。

素敵な宿、初心者でも登れる山、出てくるお店は全部作者の方の愛情がたんまりこもっていて、きっと素敵な場所なんだろうなぁと読んでてワクワクします。

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この本を読んで触発され、近所の山にひとりで登ってみました

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外で食べるものはなんでも美味しい

遠足の山登りは大嫌いだったんですが、1人だといつ休憩してもいいし途中で帰っても大丈夫。外でのむコーヒーは美味しいし、結構楽しかったです。集団で山登りするのがしんどかったんだね

 

余談ですが、作者の方同様に私もお店の「常連さん」として扱われるのは苦手なタイプです。

見られていると思うと、本当の意味でリラックスできません。笑

同じタイプの方にはこの本おすすめです〜

 

のっけから失礼します

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 幸せに感じることって、実は日々の暮らしの中にたくさん散らばっているよなぁと実感するエッセイ。

BAILAの巻頭ページに載っているエッセイをまとめた本です。

肩の力抜いて読めて、リラックスできる本。

時たま、おもしろすぎて漫画を読んでいるような錯覚に陥ります。笑

毎日っていいな

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タイトルの文字が色んな色なのがいい(語彙力)

毎日のこぼれ落ちそうなキラッとした幸せを書き綴られている本。

休日の朝に読みたくなりますねぇ。

吉本ばななさんのエッセイが大好きで、色々読んでいます。じんわり、でもしっかりと感じることのできる幸せを美しい文字で書かれているのを読むのが幸せ。 

おわりに

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ついうっかり目の前の不安が大きくなってしまうと、途端に目の前の幸せを探すのが下手っぴになってしまうような。

 

大事なのは「今」を「快適」に過ごすことなのに、不安な時は気持ちが「過去」に行ったり「未来」に行ったり。

まだ起こっていない不安を探す旅に出るのではなく、

今自分が幸せになることを一番大事に考えて生きていきたいですねぇ。(幸せとはとっても抽象的なので、いつも快適を意識しています)

 

自分のコップを満たして、日々生きていきたいですね。

 ▼落ち込んでいる時用の本たち

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