読むと心が軽くなる*落ち込んでいる時に読みたい本5冊
人生、生きているといろんなことがあります。
「もう無理」と1人で泣いてしまうことや、
「なんで私だけ?」と考えてしまう夜も。
悲しみの中にいる時は、誰の言葉も届かない、溺れかけた水の中にいるかのような気分になってしまい悪循環のどん底な気分に。
私の場合、落ち込んでいる最中にはなかなか本は読めません。
少し落ち着いて、
なんとかもがいて元気になろう。
少し気分が上昇してきて、あと1歩。何かに助けて欲しい。
そんな時に本をよく読みます。
実際に助けられた本を5冊紹介していきます。
「なるべくご機嫌で暮らしたいんだよぉ!」に答えをくれる本
感情的にならない 気持ちの整理術
和田秀樹
もう、すぱっとさくっと感情をコントロールする方法を教えてくれる本。
各項目が2、3ページでなおかつ、絵と文でスパッと爽快に答えを教えてくれます。
「長い文章、今読めるメンタルじゃない…」という時にもおすすめです。
感情ってコントロールできないものだとずっと考えてたんですが、
それは逆で、感情にもコツがあるということ。
マイナス面に行き過ぎる前に、
「ちょっとストップ。感情をコントロールできてないよ〜」と教えてくれる、そんな本です。
1人で悶々と悩みすぎるのはあんまり意味ないな。と我に帰らせてくれます^^
当たり前の呪縛に縛られていた自分に気づける本
しないことリスト
pha
いかに自分が「○○しなければいけない」と無意識に考えていたかに気付かされる本。
旅行に行ったら、
「有名な観光地に行かなければ」
「名物だから、並んででも食べなければ」
そんな、「○○しないと」を詰めて詰めて、私は一体何がしたいんだ?
人生は長いようで短いし、
自分で自分を満足させることが一番大切なんだと気付かされた本です。
世間一般でいいとされていることが、必ずしも自分を満足させることとイコールではないということですねぇ。
自分で人の目を作り出して、勝手に縮こまっている気持ちに、バズーカを打ってくれる
平成よっぱらい研究所 完全版
二ノ宮知子
えっと…。
読んでると、「楽しく生きるって最高だわ」と思える漫画です。
のだめカンタービレの作者である二ノ宮知子先生のお酒にまつわるお話を描いたノンフィクションコミック。
もう、この人の飲みっぷりとその後の失敗←(?)の数々を読むと、人生って楽しいし、自分のやりたいようにできるんだな!と思えます。あと単純にめちゃめちゃ面白いです。
お酒の失敗ってあるけど、二ノ宮先生からしたら失敗なのか?なんでこんなに面白いことばっかり起こるの!?と1人で「ふっふっふ」と笑いが込み上げてきます。
「人生って遊び」世の中のことを猫ちゃんに教えてもらう
子どものための哲学対話
著:永井均 絵:内田かずひろ
これねぇ…。
薄いんですよ。
そして、子ども向けに書かれているからとってもわかりやすい言葉しか使われていません。
自分が中学生の時に読んでたら、その後の人生もっと生きやすくなってたかも。と思える一冊。
子ども向けですが、大人が読んでも面白いです。
ペネトレという猫ちゃんと僕が対話する話。
ペネトレ:「遊ぶ」 っていうのはね、自分のしたいことをして「楽しむ」ことさ。そのときやっていることの中だけで完全に満ちたりている状態のことなんだ。
つまり、なんのためにでもなく生きている状態だな。ただそれが楽しいから遊ぶんで、それによってなにが実現されるからでもないんだよ。
引用元:子どものための哲学対話 p19
具体的に自分を大切にする方法を教えてくれる
北欧スウェーデン式 自分を大切にする生き方 心の病を抜け出した夫婦からのアドバイス27
著:マッツ・ビルマーク スーザン・ビルマーク 訳:齋藤慎子
著者の方本人が試して心が楽になったことを書いてくれている本。
「真面目」って、いいこともあるし、今の世の中ではちょっと苦しくなることも多いかもしれない。
でも、自分の持って生まれた気質は変えられないし、毎日生きていかないといけない。
苦しい時に読むと、ほろっと涙が溢れてくる場所もあります。
著者の方が実際に心の病だったこと、それを抜け出したからこそ
読む側からするとずっしりした言葉がたくさん書かれています。
スパッと読むよりかは、ゆっくり、まったり読むのがおすすめです。
さいごに
心がどうしようもなく苦しくなっても
いつでも本はそばにいてくれますね。
読めー!と強要するでもなく、ただただそこにいてくれる。
今までもたくさん、救われてきました。
気持ちが落ち込んでいる時、本屋さんにふらふら入り、心の赴くままに本を何冊も買いがちです。
その中の本が全て手元に残っているわけではありませんが、
今回紹介した5冊は
「ずっと手元に置いておきたい」
「何度でも読み返したい」
と思えた本たちです。
そんな本に出会えてたのはとっても幸せなことだなぁと思っています。
著者の方々や、出版に携わってくださった方に、感謝を込めて。